第46回在日コリアン中央ゴルフ大会 世代越えて、親睦深め |
第46回在日コリアン中央ゴルフ大会(主催=在日本朝鮮人ゴルフ協会、主管=千葉コリアンゴルフクラブ、後援=在日本朝鮮商工連合会、在日本朝鮮人体育連合会)が、10月20〜21日に千葉県の東千葉カントリー倶楽部で行われた。ゴルフを通じた同胞ネットワークの拡大と、親睦を深める目的で毎年行われてきた同大会に、今年は、同胞選手、来ひん、関係者ら203人が参加した。 昨年の大会に比べ、30人が新たに参加した今大会。なかでも、青商会世代が目立った。 事務局ではこの間、より多くの同胞選手らに大会参加を呼びかけるため、商工連合会を通じて各地域商工会、地域青商会に周知を徹底し、一人ひとりに地道に声をかけ、粘り強く呼びかけてきた。その結果、当日は、千葉、東京、宮城、北海道、静岡など30代メンバーが参加したほか、10代の選手も参加するなど幅広い年齢層が参加した。 選手らは、会長杯(1部)、理事長杯(2部)、シニア杯の個人戦、団体戦を行い日ごろの練習成果を発揮した。 同大会の兪晶事務局長は、「2日間の日程を通じて、お年寄りから、若い世代までがともにホールを回り、ゴルフを通じて親睦を深めることができることが大会の最大の魅力」と話す。 一方、最終日に行われた授賞式には、朝大出身でボクシングWBAスーパーバンタム級王者の李冽理選手が登場し、会場を大いに沸かせた。 千葉コリアンゴルフクラブ幹事長の柳日秀さんは、「近年、大会は、総連、民団、未組織を問わず、すべての在日同胞が参加する場となっている。今後もゴルフを通じた同胞間のきずなを深め将来的には地域同胞社会に貢献していければ」と抱負を語った。(周未來)
【大会成績】
[朝鮮新報 2010.11.10] |