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李冽理選手 調印式で自信見せる 今日、後楽園ホールで世界戦

「海岸砲兵の歌」で入場予定

 WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチを控え、同級14位で朝鮮大学校出身の李冽理選手(28、横浜光ジム)が1日、後楽園ホールで行われた王者のプーンサワット・クラティオンデーンジム選手(29、タイ)との調印式に臨み、落ち着いた表情で世界タイトルマッチへの自信を見せた。

 記者会見でプーンサワット選手は身長が李選手よりも10センチ低いことに「問題はない」と応え、コンディションはベストの状態であり、王座を防衛したいと話した。

 一方の李選手もコンディションが絶好調だと語った。落ち着いた口調でしっかりと質問に受け答えをする姿は、「試合前にあんなに落ち着いている挑戦者は珍しい」などと取材記者たちを驚かせていた。李選手は世界の頂点を目指し、全てをかけたいと意気込んだ。

 両選手ともに軽量を55.2キロ(李選手)、55.3キロ(プーンサワット選手)でパス。李選手は朝鮮の曲「海岸砲兵の歌」で入場する予定だ。

[朝鮮新報 2010.10.2]