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〈在日バスケ協会のページ〉 関東選抜チーム ミニバス大会に出場

 関東の朝鮮学校初級部6年生の男女選抜チーム(チーム・KOREA MBC)は、東京都ミニバスケットボール連盟が主催する優勝大会に出場した。

−男子

 9月12日、世田谷区立砧南小学校で優勝大会の男子1回戦が行われた。

 アルテアミニとの第1試合に臨んだ朝鮮学校男子選抜チームは、序盤から相手のゾーンプレスを攻略できずミスも目立ち、点差が開いた。ターンオーバーからの速攻をしかけたが、相手の戻りの早さに対応できない。それでも、センターにボールを集め、積極的にミドルシュートを打ち、点差を縮めようとしたが、23−57で大敗した。

 STARSミニとの第2試合では序盤から165センチの2選手を抱える相手チームに苦しむ。選抜チームはトライアングルツーディフェンスに変更、この戦法により、相手の攻撃を見事封じた。後半も攻撃を許すことなく、フルコートを自在に駆け回り、正確なシュートを決め、53−18で勝利した。

 ゾーンディフェンスを展開する学校が多いため、男子選抜チームはマンツーマンディフェンスが疎かになっていた。1対1でしっかり守るという意識がないまま、ゾーンディフェンスをするため、足が止まったり、決められた区域しか守らない傾向が見られた。

−女子

 府中市立南町小学校で9月5日に行われた女子優勝大会。朝鮮学校女子選抜チームは高松ミニとの第1試合に挑んだ。

 序盤、選抜チームは久しぶりの大会ということで硬さが目立ち、前半に9点リードを許した。ハーフタイムでディフェンスの立ち位置やボイスコミュニケーションなど、日ごろの練習を確認。37−27で逆転勝ちをおさめた。

 第2試合では深沢ミニと対戦。170センチ近い相手のセンター選手を攻略することができず、プレスを駆使してミドルシュートを多く狙ったが、27−38のスコアで敗退した。

 女子選抜チームは、レイアップに頼りすぎる傾向がある。相手がゾーンなら、ミドルシュート後に、スペースを攻めるなど、多彩な攻め方が今後の課題。ゾーンに弱く、ミドルが打てないため、マンツーマンで守るチームとは接戦になるが、ゾーンのチームにはなかなか勝てない。各学校で今後、正確なフォームでシュートを打つよう、指導を強化すべきだろう。【コリアンバスケットボールネット編集部】

[朝鮮新報 2010.9.29]