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〈第8回ヘバラギカップ〉 北海道女子チームが東京中高に宿泊

「東京は暑いけど・・・」

試合を終えさわやかな笑顔を浮かべる北海道女子選手たち

 今年も東京朝鮮中高級学校の教室で宿泊した北海道女子チーム。部員は4年生から6年生まで3人ずついる。3部準々決勝で東京第3Bチームを相手に今大会唯一の勝利をあげたものの、準決勝で敗退した。

 権里南主将(初6)は大会をこう振り返った。

 「5、6年生がチームを引っ張った。みんなで力を合わせ、大会で1勝をあげることができたのは、チームの平均身長が低くてもしっかり練習してきたリバウンドを意識したから。チームの大きな成果と言える」。

 暑さに慣れていないという北海道の選手たち。北海道ではほとんど見かけないという蚊に刺され、ふくらはぎが何カ所も赤く腫れている選手も多かった。ある選手は「クーラーがなかったらどうなっていたかわからない」と冗談交じりに宿泊先の教室で笑っていた。

 崔美澪監督は「大会直前に中心選手がケガをするというアクシデントもあったが、その選手が世話係を一生懸命にやってくれた。おかげでチームは一つにまとまっていた」と生徒たちを温かい目で見守っていた。

[朝鮮新報 2010.8.3]