〈第8回ヘバラギカップ〉 千葉女子チーム 学父母の結束生んだ躍進 |
千葉女子は今年、優勝候補として関係者の注目を集めたが、大会初日の2回戦で東京第2に敗退。1部進出を逃し、2部での順位決定戦に臨むことになった。 昨年の大会では2部3位。その後躍進を続け、5月の新人戦で優勝するなど注目され、学父母らの応援も日に日に盛り上がった。 「こんなにたくさん来たのは初めてだと思う。この一年でだいぶ強くなったから」 柳里英主将(初6)のオモニ、金博美さん(45)は、ヘバラギカップ会場で他のオモニたちとおそろいの黄色いTシャツに身を包みながら言った。 学父母同士の結束も生んだ千葉チームの成長。その土台は1年間を通した強化策にある。ビデオやインターネットでの戦術研究ばかりではなく、クラブチームとの合同練習や試合を申し込みチームは強化を図ってきた。その結果、今ではクラブ側が学校側に申し込んでくるほど、チームの実力は向上。朴良美監督が選手たちに教えてきた、学父母への感謝の気持ちを忘れてはならないということも、チーム強化の一因となったようだ。 [朝鮮新報 2010.8.2] |