東京、大阪、神戸の各朝鮮高級学校ボクシング部7人の生徒たちが、7月26日〜8月3日にかけて沖縄(会場=豊見城高校体育館)で行われる全国高等学校総合体育大会ボクシング競技(インターハイ)に出場する。
各都府県で予選を勝ち抜いた生徒らは6月24日から7月8日まで祖国を訪れ、朝鮮体育大学教員の指導のもと強化合宿を行った。午前5時から始まるハードなスケジュールで、この間、朝鮮体育大学学生との試合と国家代表選手たちとの共同練習も2回ずつ組まれた。生徒たちと寝食をともにしながら指導にあたったボクシング講座教員のキム・ソングァンさん(33)は、「生徒たちは最初とまどいもあったが、みんながきつい練習についてきた。そして確実に成長している。日本の大会での活躍を期待している」とエールを送った。
一方、生徒たちを引率した大阪朝高ボクシング部の宋世博監督は、「生徒たちは約2週間の共同生活を送りながら1つのチームになっている。祖国の教員たちの熱い指導のもと、自らの欠点も克服した。良い結果を残してほしい」と語った。出場選手の戦績、抱負などを紹介する。※@階級A身長B出身中級部CスタイルD公式戦戦績E主要大会成績F抱負
●東京朝高 |
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兪m(高3)
@フライ級A174センチB東京朝中C右アウトボクサーD16勝6敗E全国高等学校ボクシング選抜大会3位、東京都高等学校ボクシング選手権大会優勝F一試合一試合を後悔がないように全力で戦い、東京朝高の名を全国にとどろかせたい |
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李炯東(高3)
@ウェルター級A175センチB西東京第一C右ボクサーファイターD9勝8敗E全国高等学校ボクシング選抜大会ベスト8、東京都高等学校ボクシング選手権大会優勝F応援してくれる友達、同胞、祖国のためにひとつでも上を目指したい |
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朴志亨(高3)
@ミドル級A185センチB東京朝中C左アウトボクサーD8勝5敗E全国高等学校ボクシング選抜大会3位、東京都高等学校ボクシング選手権大会優勝F初出場だが緊張せずに東京朝高と祖国で育んだボクシングで優勝を目標に戦う |
●大阪朝高 |
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高永峰(高3)
@ミドル級A170センチB東大阪C左ファイターD2勝3敗E近畿高等学校ボクシング選手権大会3位、全国高等学校ボクシング選手権大会大阪府予選大会優勝F祖国で習ったボクシングを肝に銘じて、祖国と同胞の期待に応えられる成績をおさめたい |
●神戸朝高 |
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王賢吾(高3)
@フライ級A173センチB尼崎C左アウトボクサーD14勝4敗E全国高等学校ボクシング選抜大会準優勝、近畿新人大会優勝F一緒に汗を流しながら指導してくれた祖国の先生の気持ちをこぶしに込め、誇りと自信をもって戦う |
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権卓良(高3)
@ライト級A179センチB尼崎C左アウトボクサーD9勝4敗E近畿新人大会優勝、兵庫県高等学校総合体育大会優勝F2度目の全国大会出場になる。まだ果たせていない1勝をまず目標にして祖国強化合宿の成果を発揮したい |
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李信(高3)
@ライトウェルター級A176センチB西播C右アウトボクサーD6勝4敗E兵庫県高等学校総合体育大会優勝F初出場で緊張しているが、多くのひとの支えが力になる。祖国で習った技術を発揮して勝てるようにしたい |
[朝鮮新報
2010.7.21]
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