〈U−20女子W杯〉 朝鮮 決勝トーナメント進出
ブラジルとニュージーランドを下す
FIFA(国際サッカー連盟)主催の20歳以下(U−20)女子W杯2010年ドイツ大会が13日、開幕した。
ブラジル、ニュージーランド、スウェーデンとともに予選グループBに入った朝鮮は13日(試合はすべて現地時間)にブラジルと対戦。ホ・ウンビョル選手が後半24分に決勝点を挙げ、1−0で勝利した。FIFAランク7位の朝鮮は、同3位のブラジル相手にシュート数20対12(枠内8対3)と内容的に圧倒して初戦をものにした。続いてニュージーランドを2−1(16日)で下し、勝ち点を6とした朝鮮は、スウェーデンとの最終戦(20日)を待たずしてグループBの突破が確定。決勝トーナメントへの進出を決めた。
同大会は、各大陸予選を勝ち抜いた16チームが参加し、4つのグループに分かれてリーグ戦をたたかい、各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進む。決勝は8月1日に行われる。
朝鮮は、昨年8月に中国で行われた19歳以下アジア女子サッカー選手権で3位に入り、W杯の出場権を獲得していた。朝鮮は、前回(08年)のチリ大会で準優勝、前々回(06年)のロシア大会で優勝している。同大会は2002年に第1回大会が行われ、隔年で開催されている。02、04年大会は、FIFA・U−19女子世界選手権として行われたが、06年大会から年齢制限が1歳引き上げられ、20歳以下のW杯に格上げされた。
[朝鮮新報 2010.7.20]