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東京朝高ボクシング部 3選手がインターハイへ

兪m、李烔東、朴志享選手 学校対抗でも好成績

インターハイ出場資格を獲得した東京朝高の3選手(左から李烔東、兪m、朴志享選手)

 東京朝鮮中高級学校ボクシング部の3選手が、6月13、19、20、22日に駿台学園高校ジムナジウムで行われた「東京都高等学校ボクシング選手権大会」で優勝し、インターハイへの出場権を獲得した。

 同校からは卞泳哲(高2、ライトフライ級)、兪m(高3)、金明徹(高2)、金一貴(高3、以上フライ級)、金明盛(高3)、張仁紀(高2、以上バンタム級)、安文峰(高3、ライト級)、趙翔基(高2、ライトウェルター級)、李烔東(高3、ウェルター級)、朴志享(高3、ミドル級)の10選手が出場。兪m、李烔東、朴志享選手が優勝した。同部は学校対抗(団体戦)でも2位の好成績を収めた。

 試合では、「3選手がみな自分のペースで試合を運んだ」(金尚洙監督)。

 部の後輩でもある金明徹選手と対戦した兪m選手は、距離をとりながら着実にポイントを重ね判定勝ちし、昨年に続きインターハイ出場権を手にした。

 同じく朴志享選手も橋本慎也選手(足立東)を相手に、長距離からの攻撃を展開、実力を存分に発揮し圧倒的強さを見せ完勝した。

 また、決勝で平田大海選手(駿台学園)と対戦した李烔東選手は、激しい打撃戦にひるむことなく相手を攻め判定勝ちを収めた。

 3選手らは、インターハイ出場(7月26〜8月3日、沖縄で開催予定)について、「全国大会でも自分のボクシングを貫き、悔いのないよう全力で戦いたい」と意気込んでいた。

 金監督は、「いかに冷静に試合を展開するかが勝敗のポイント」としながら、「今後は、技術面のみならずメンタル面の強化にも重点をおいて練習に励む」と話した。また、「応援してくれる保護者やOB、生徒たちの期待に応えられるよう、まずは一戦一戦着実に勝っていくことを目標にがんばりたい」と述べた。

 現在、祖国訪問中の3選手らは、現地で大阪、神戸朝高ボクシング部選手らと合流し1週間の強化訓練に励んでいる。(周)

[朝鮮新報 2010.7.7]