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〈2010W杯〉 FIFAのワトソンさん 世界の舞台に戻ってくる日は近い

 大会期間中は、各チームにFIFAの職員が付き活動をサポートする。

 朝鮮代表チームに同行したワトソン・ゴードン・グレン(WATSON Gordon Glen)さんは、元プロサッカー選手でニュージーランド国籍。大会期間中、朝鮮代表選手の喜怒哀楽を身近で見てきた。ポルトガル戦後はチームの雰囲気について、「とても悲しい」と言いながら悲痛な面持ちだった。

 そんなワトソンさんは朝鮮代表の印象をこう述べた。

 「朝鮮の選手は若い。選手たちがW杯を初めて経験しただけに、今回の成果を、大きなプライドとして持ってもらいたい。ブラジル戦でも高い能力を発揮した。私はこのようなチームと一緒に仕事をできたことを自身の栄誉と考えている。朝鮮民主主義人民共和国代表チームは、再びこの舞台に戻ってくると信じている。若い選手たちが多いため、アジアでの活躍はもちろん、世界の舞台に戻ってくる日は近いと思う」

 ワトソンさんはこの間、朝鮮代表チームとの絆を深めた人々のうちの一人だ。他にも、朝鮮代表を撮影していたFIFAクルーなど、大会を通じ、世界の多くのサッカー関係者が朝鮮選手への愛着を深めていた。スタジアムにも朝鮮の国旗を手にした多くの外国人の姿があった。

[朝鮮新報 2010.7.5]