FIFAの公式データによると、朝鮮がフェアープレーに徹したことがわかる。提示されたイエローカード数は２枚で、スペイン（０枚）についで２位。またファール数は２６で１位だ。ファール数が２０台なのは朝鮮だけで、１試合平均８．７回にも満たない。退場者はもちろんいない。

　朝鮮が大敗を喫したポルトガルのケイロス監督が試合後、「朝鮮の選手たちは最後まで全力を尽くし、フェアープレーに徹した。朝鮮代表に敬意を払う」と語ったほど、朝鮮選手たちのプレーは常にクリーンだった。

　世界トップクラスの強豪国と対戦し、守備的な展開を強いられながらも、決して悪質なチャージで相手選手を削らずに、最後まで正々堂々と戦った朝鮮代表のフェアプレー精神は誇れるものだ。

［朝鮮新報 2010.6.26］