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W杯出場を記念 朝大でシンポジウム

 朝青朝鮮大学校委員会主催のサッカーW杯南アフリカ大会出場記念シンポジウム「強盛大国の威容を輝かす朝鮮サッカーと在日同胞(강성대국의 위용떨치는 조선축구와 재일동포)」が5月31日、朝鮮大学校講堂で行われた。

 シンポではまず、朝鮮と在日同胞サッカー界の歴史を振り返る映像が流れた。続いて、体育学部の尹明進助教による司会のもと、朝大サッカー部の金世炯名誉監督、在日本朝鮮人蹴球協会の李康弘理事長、朝大サッカー部の金鍾成監督らを迎えてパネルディスカッションが行われた。

 金名誉監督は、W杯本大会に朝鮮が44年ぶりに出場することになったことの意義について述べ、在日同胞サッカー界の歴史と伝統について語った。

 金監督は自身が朝鮮代表選手として活躍した当時の経験について語り、W杯に在日同胞3選手が出場する喜びと、同胞選手がW杯出場の原動力になったと話した。

 李理事長は、朝鮮代表チームの潜在力、本大会においての展望などについて解説した。

 学生たちは、朝鮮サッカーのパワーと可能性、その原動力について実感した。

 一方、学生たちは祖国の選手たちを激励しようと、記念品を準備した。

 学生たちは15メートルの横断幕に「이겨라천리마조선 AGAIN 1966」の文字と、学生、教職員の応援メッセージを込めた。また、携帯用DVDプレーヤー、朝鮮映画DVD、学生たちによる応援映像DVDを制作した。そして、5月20日に成田国際空港を発つ直前の在日同胞3選手に学生代表らが手渡した。【朝青朝大委員会】

[朝鮮新報 2010.6.9]