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鄭大世選手激励会 愛知 同胞、日本市民ら550人参加

 朝鮮代表の鄭大世選手を激励する会が16日、名古屋市内で行われた(写真)。

 この日、静岡でJリーグの試合を終えてすぐに駆けつけた鄭選手を東海地域から集まった550人の同胞、日本市民が熱烈に歓迎した。満員の会場は終始、お祝いムードに包まれた。

 金昌建実行委員長はW杯に出場する朝鮮代表と鄭選手の活躍を期待すると祝辞を述べ、鄭選手と同じ愛知朝鮮中高級学校出身でプロサッカー選手の李彰剛選手(ファジアーノ岡山)とプロラグビー選手の徐吉嶺選手(ヤマハ発動機ジュビロ)がエールを送った。

 続いて、鄭選手の活躍と経歴を紹介する映像が上映され、鄭選手の初級部時代の教員や愛知中高サッカー部主将、同級生たちのメッセージが伝えられた。

 また、子どもたちとの記念撮影、記念品が当たる抽選会など多彩な企画で盛り上がった。

 鄭選手は500人を超える同胞や日本市民の温かい声援に感謝し、祖国の栄誉を輝かせるために力いっぱい期待に応えたいと述べた。

 行事の後、鄭選手は愛知中高サッカー部OBたちとともに集めたW杯観戦支援金を同部に伝達した。【実行委員会】

[朝鮮新報 2010.5.26]