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梁勇基選手の代表選出を祝う会 宮城 「チーム初の歴史的快挙」

 梁勇基選手の代表選出を祝う会が16日、仙台市内で行われた。同胞、日本市民、報道関係者約200人が参加した(写真)。梁選手が入場すると、場内は割れんばかりの拍手に包まれた。

 主催者を代表しあいさつした「梁勇基選手応援会」の李章好会長(宮城体協会長)は、梁選手が仙台に来た経緯、ベガルタ仙台や朝鮮代表での活躍、サポーターから受ける信頼について紹介し、「梁選手が北南朝鮮が同時に出場するW杯の国家代表として選ばれたことに感無量だ。より成長して戻ってきてほしい」と述べた。

 ベガルタ仙台の手倉森誠監督は、梁選手がW杯の舞台に立つというサッカー選手の夢を、チームのなかで初めて実現したという歴史的快挙への喜びと期待を語った。チームメイトたちもエールを送った。

 東北朝鮮初中級学校の生徒たちは花束やプレゼントを贈り、梁選手を激励した。記念撮影やサイン会も行われた。

 梁選手は「朝鮮代表、在日同胞代表として力を尽くし、同胞や日本のサポーターの期待に応えたい」と述べ、貴重な経験を通じ選手としてもレベルアップすると決意を語った。【宮城体協】

[朝鮮新報 2010.5.26]