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サッカー朝鮮代表の在日同胞3選手 同胞の激励うけ日本発つ

 サッカー朝鮮代表の安英学(31、大宮アルディージャ)、梁勇基(28、ベガルタ仙台)、鄭大世(26、川崎フロンターレ)選手と金光浩コーチ(在日本朝鮮人蹴球協会副会長)が20日午前、2010年W杯南アフリカ大会(6月11日〜7月11日)に向けたチームの最終強化合宿先であるスイスへ向かった(写真)。

 この日、成田国際空港には在日本朝鮮人蹴球協会役員をはじめとする多くの同胞が集まった。日本の主要テレビ、新聞社の記者らが取材合戦を繰り広げた。

 3選手が明るい表情で空港に到着すると、各地から駆けつけた同胞らが横断幕を手に激励し、3選手を囲んで記念撮影を行った。

 3選手はW杯出場への並々ならぬ思いやグループリーグ突破のための目標などについて言及。鄭大世選手はグループリーグ3戦で1得点ずつあげ、アジア最終予選を突破したように、ふたたび世界を驚かせたいと強く意気込んだ。

 威風堂々とした3選手の姿に同胞らは、「朝鮮の姿を全世界で輝かせてもらいたい」などと激励の言葉を送っていた。

[朝鮮新報 2010.5.24]