「全国大会」への出場を決めた高麗SC５０

　在日同胞シニアチームの高麗SC５０が「第９回全国シニア（５０歳以上）サッカー大会」に出場することになった。３年連続３回目だ。

　東京都予選会決勝（３月２８日、西が丘サッカー場）でTOYOPETシニアを１−０で破り優勝した高麗は、関東予選会（４月２５日、山梨県昭和町押上公園サッカー場）に東京都代表として出場。１回戦で群馬ドリームスFC（群馬県代表）との接戦を制して１−０で勝利すると、２回戦では名門のNTT関東シニア（埼玉県代表）と対戦。後半に先制したが直後に追いつかれ、１−１のままPK戦に突入した。キッカー全員が決めた高麗が５−４で勝利した。

　これで高麗は２戦２勝で関東第２代表となり、「全国大会」に出場することになった。

　高麗の選手らは、「北南が共に出場する記念すべきW杯イヤーに、『是が非でも全国優勝を狙おう』『老体に鞭を打ちながらがんばろう』」とみなが意気込んでいる。

　高麗が出場する「全国大会」は、６月２５〜２７日、鳥取県のコカコーラ・ウエストスポーツパーク陸上競技場などで開催される。【高麗SC】

［朝鮮新報 2010.5.19］