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サッカーWイヤー Jリーグ開幕 注目の同胞Jリーガー

活躍が期待される梁勇基選手(鄭茂憲記者撮影)

 日本のプロサッカー・Jリーグが開幕した。今シーズンは、J1、J2合わせて12人の朝鮮大学校、朝鮮高級学校出身同胞Jリーガーが在籍している(別表)。5シーズンぶりにJリーグでプレーする朝鮮代表・安英学選手(31、大宮アルディージャ)、J1に昇格したベガルタ仙台の主将・梁勇基選手(28)、朝鮮大学校から今シーズン新加入した姜成浩選手(22、大分トリニータ)、黄誠秀選手(22、ジュビロ磐田)、そして得点王有力候補に挙げられている朝鮮代表エースストライカー・鄭大世選手(26、川崎フロンターレ)など、注目する点が多い。

 2節を終え、すでに活躍が光る選手もいる。

 開幕から2連勝のベガルタ仙台・梁勇基選手は、1節で決勝ゴールを挙げ、2節でも先制ゴール(PK)を決めた。

 同じく2連勝の川崎フロンターレ、2節では鄭大世選手が決勝ゴールを含む2ゴールを挙げた。安英学、姜成浩選手らも中盤の重要なポジションでチームに貢献した。

 今年はW杯が開催される年とあって、各国代表の座を狙う選手たちの士気が高い。サポーターの応援にいっそう熱が入ることは必至だ。同胞Jリーガーたちの奮起にも期待が集まる。(泰)

2010年 朝大・朝高出身プロ選手

  名前 所属 生年月日 ポジション 背番号 経歴
J1 安英学 大宮アルディージャ 1978年10月25日 MF 5 東京朝高-立正大学-アルビレックス新潟-名古屋グランパス-釜山アイパーク-水原三星ブルーウィングス
  梁勇基 ベガルタ仙台 1982年1月7日 MF 10 大阪朝高-阪南大
  鄭大世 川崎フロンターレ 1984年3月2日 FW 9 愛知朝高-朝鮮大学校
  金永基 湘南べルマーレ 1985年1月24日 GK 25 神戸朝高-桃山学院大
  金成勇 京都サンガFC 1987年2月26日 FW 28 東京朝高-朝鮮大学校
  黄誠秀 ジュビロ磐田 1987年7月10日 FW 34 東京朝高-朝鮮大学校
J2 李漢宰 コンサドーレ札幌 1982年6月27日 MF 16 広島朝高-サンフレッチェ広島
  鉉守 カターレ富山 1984年6月16日 MF 18 大阪朝高-桃山学院大-京都サンガFC
  李彰剛 ファジアーノ岡山 1984年12月9日 GK 1 愛知朝高-阪南大
  姜成浩 大分トリニータ 1987年5月28日 MF 24 東京朝高-朝鮮大学校
  李智星 東京ヴェルディ 1987年8月16日 DF 29 東京朝高-ジェフユナイテッド市原・千葉リザーブス
  孫正倫 アビスパ福岡 1991年9月18日 DF 26 九州朝高(アビスパ福岡U-18)

[朝鮮新報 2010.3.17]