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九州朝高サッカー部OB会の初蹴り

素晴らしいゴール量産

新年早々みんなでいい汗をかいた

熱戦を繰り広げた参加者たち

 九州朝鮮高級学校サッカー部OBの初蹴りの集いが3日、九州朝鮮中高級学校運動場で行われた。

 初蹴りの集いは、1990年代初め、朝高サッカー部が公式戦に出場できなかった頃に、福岡県代表に優るとも劣らない実力があった「黄金時代」と自負する32期と34期のメンバーが始めたもので、今年で18回目を数える。

 今年の集いには、31期(38歳)から50期(19歳)までのOBと現役の生徒たちを中心とした20〜30代の35人が参加した。

 参加者たちは、福岡朝鮮蹴球団と47期〜52期、10代の3チームに分かれて25分ハーフの熱戦を展開。親善試合形式で行ったため順位はつけなかったものの、どのチームからも素晴らしいゴールが生まれた。

 参加者たちは、「新年早々みんなで集まってボールを蹴ることができて楽しかった。素晴らしいゴールを決めることができたので、今年はいい年になりそうだ。先輩たちの気持ちを受け継ぎ、これからも集いを続けていこう」などと話した。

 集いでは、来年も1月3日の午前10時に集まることを約束し、九州朝高サッカー部強化のために尽力していこうという気持ちを込めて、同校サッカー部の鄭永一監督に寄付金を手渡した。【九州中高】

[朝鮮新報 2010.1.20]