第３６回在日本朝鮮学生中四国、九州地方初級部サッカー大会が昨年１２月２５〜２６日、北九州朝鮮初級学校運動場で行われた。

　大会には、岡山朝鮮初中級学校、四国朝鮮初中級学校、広島朝鮮初中高級学校、北九州初級の選手たちが参加し、熱戦を繰り広げた。また、選手たちを応援するために約３００人の学父母と同胞、中高生たちも駆けつけた。

　同大会が北九州初級の運動場で行われたのが久しぶりということもあり、多くの声援が選手たちに送られ大会を盛り上げた。

　大会では、試合の他にも「交流」というテーマに沿って全選手が参加するフリーキック大会や３つの地方に分かれて行われた交流試合、ビンゴゲームなど、さまざまな企画が用意され、参加者たちの笑顔が途絶えることがなかった。

　試合では、広島A（写真）が３連覇を達成し、２位に岡山・四国合同チーム、３位に北九州がそれぞれ入った。

　この日、北九州初級のオモニたちは選手や参加者たちのために体の温まる料理や飲み物を準備し、好評を博した。また、すべての選手たちに参加賞として記念ボールとキーホルダーがプレゼントされた。【北九州初級】

［朝鮮新報 2010.1.13］