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〈W杯南アフリカ大会〉 海外、日本各地からの応援メッセージ

イギョラ 朝鮮代表! 「강성대국(強盛大国)」Tシャツプレゼント

在日本朝鮮人蹴球協会の事務所で「강성대국(強盛大国)」Tシャツにサインをする安英学、鄭大世選手(09年12月22日、盧琴順記者撮影)

 今年6月、サッカーの朝鮮男子代表は44年ぶり2度目のW杯に出場する。朝鮮代表は現在、遠征などをこなしながら、チーム強化に努めている。

 本紙では昨年、各地からの熱気を伝えようと、代表チームと選手たちに送る読者からの応援メッセージを募集した。

 今回、その中からいくつかを紹介する。

 メッセージ募集と同時に募った安英学、鄭大世選手の直筆サイン入り(写真)Tシャツ当選者の発表は、発送をもってかえさせていただきます。

 先軍朝鮮の気概を持ってW杯本大会に出場することになった朝鮮代表選手たちに、熱烈な祝賀のあいさつを送ります。最後に行われたサウジアラビアとの試合を、テレビで夜中の3時から応援し、試合終了の瞬間、家族全員が抱き合い、涙を流しながら喜びました。とくに、鄭大世選手の姿が印象的でした。新しい世代である私にとって、1966年のW杯は「伝説」としてのみ知りえるものでした。しかし今回、想像を絶する精神力でアジア予選を突破したウリ選手たちを見た私は、「歴史の証言者」になることができました。
 今年6月は、仕事が忙しいかもしれませんが、ぜひ南アフリカまでいきたいと思っています。そのための貯金も始めました。一度だけでいいので、W杯の舞台でたたかう朝鮮選手たち、そして鄭大世選手を見たいものです。朝鮮選手たち、本大会でも無限大の精神力と鋼鉄のような団結力で、金正日総書記が導く先軍朝鮮の気概を示してほしい!(魏慶浩、40、神奈川県横浜市)

 W杯出場、あまりにもうれしいです。安英学、鄭大世選手の活躍に期待し、地域の朝青員とぜひ応援会を開きたいと思います。勝利で力と勇気を与えてください!(成耆晃、30、大阪府吹田市)

 44年ぶりのW杯出場、本当にうれしく思います。代表選手の中に在日同胞がいることをとても誇りに思います。ベガルタ仙台の梁勇基選手もぜひ代表に選ばれて、活躍してほしいものです!44年前のベスト8を超える成績を残せることを期待しています!(全春美、21、宮城県仙台市)

 「2010年W杯応援メッセージ」の募集を熱烈に歓迎します。ルーマニアで勉強している朝鮮留学生および研究生は、W杯に出場する祖国のサッカー選手たちと在日同胞選手たちに、今一度、エールを送ります。また、残りの期間、練習をたくさんして英雄朝鮮、先軍朝鮮の偉容を示してくれることを熱烈に希望します。(プロイェシュティ原油ガス大学留学生、研究生一同)

 W杯出場を目指してたたかう朝鮮代表選手たちの姿にとても勇気づけられました! 44年前、当時の朝鮮代表が「赤い旋風」を巻き起こしたように、今回もそれに負けないくらい活躍してくれることを、遠い広島から願っています! イギョラ! チョソン!(権鉉基、27、広島県広島市)

 世界に朝鮮を見せよう!(キム・チョルジュン、駐ベラルーシ)

 ウリナラが44年ぶりにW杯出場を決め、うれしいかぎりです。なかでも安英学選手や鄭大世選手といった在日プレーヤーの活躍は、同胞社会に勇気を与えてくれています。また、代表コーチで兵庫県出身の金光浩・在日本朝鮮人蹴球協会副会長にもエールを送ります。今年のW杯、ウリナラの全試合を朝青員たちと一緒にテレビの前で応援します! チャルハラ! ウリナラ!!(匿名希望、26、兵庫県神戸市)

 チャルハラ! ウリ選手! 優勝カップを平壌に!(匿名希望、32、東京・北区)

 W杯出場決定おめでとうございます。本番へ向けてがんばってください。(Kishi Yuuji)

 44年ぶりの快挙! W杯で、ウリ民族の力を思い切り発揮してください! 大世! 地元守山で応援しています! 力のかぎりがんばって!!(朝青愛知守山支部)

 安英学選手は東京第3初級の先輩です。お世辞にも広いとは言えない運動場からW杯出場選手が誕生することを、誰が想像したでしょう。安選手は母校のヒーロー、そして在日同胞社会の誇りです。異国で生まれ育った海外同胞が、朝鮮のユニフォームに袖を通す…考えただけでも鳥肌ものです。
 初めて安選手をピッチで見たのは、日本で行われた「06年W杯アジア最終予選」。ふだんは柔和でやさしい表情の安選手が、ピッチではとたんに表情が一変。「絶対勝つぞ!」という強い気持ちは、観客席にまで伝わってきました。そして09年6月、サウジアラビアとの激闘の末、44年ぶりに悲願のW杯出場を決め、泣きながら喜ぶ安選手を見ました。ブラジル、ポルトガル、コートジボワール。国名を見て、多くの在日同胞がため息をついたことでしょう。でも逆に、安選手はワクワクしているのではないでしょうか。カカ(ブラジル)、C・ロナウド(ポルトガル)、ドログバ(コートジボワール)との対戦を思い描きながら。朝鮮代表には、南アフリカの地で、1966年の旋風を再び巻き起こしてほしいと期待しています。がんばってください! 応援しています! ファイティン! 在日同胞のヒーロー、安英学!(高逢淑、26、東京・板橋区)

[朝鮮新報 2010.1.5]