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圧電技術開発で功績

金日成総合大学電子材料研究所所長 キム・サンオクさん

 十年間の研究によって、幾多の圧電技術を開発した。この技術を応用して作られた製品は、第18回ジュネーブ国際発明および新技術展(1990年)で金賞を受賞するなど、国際的にも高く評価された。

 このような功績によって労働英雄の称号が与えられた。人民科学者、教授、博士の肩書きも持つ。

 「第1回祖国進学生」のメンバーとして1950年代に帰国。金日成総合大学を卒業した。

 この分野に飛び込むことになったきっかけは、総合大学の教員だった70年代のある日に見た東海岸の水産事業所を紹介する特集番組だった。

 魚群探査には、特殊な圧電技術によって作られた資材が必要だと知った。研究を深め、国内の十数の水産事業所に技術を導入した。

 76歳の今も現役で技術開発に励んでいる。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.12.20]