ポジャギに込められた喜怒哀楽 |
パッチワークサークル講師 文英姫さん 20年間、女性同盟東京・荒川支部のパッチワークサークル「ヌビパラム」で講師を務めてきた。先日開かれた「20年展」では、朝鮮固有のポジャギを中心に16人の作品約130点を展示した。 20年間継続の秘訣を尋ねると、「講師と生徒に垣根がないこと。共に学び楽しさを分かち合うこと」と答える。以前、展示会を観にきた友人に「継続は力。継続はすべての土台であり、財産だよ」と励まされた。 目に見える数々の作品を前に、目には見えない仲間の気持ち、支え合う中で築いてきた深いきずなはかけがえのない「財産」であると実感している。 「ポジャギは、喜びをつなげ、怒りを包み、悲しみをたたみ、楽しさを広げる−」 サークル活動を通して得た仲間とのつながりを、これからももっと広げていきたいと考えている。(潤) [朝鮮新報 2010.12.20] |