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金剛山歌劇団 大阪特別公演 2200人の観客が拍手喝采

混声重唱「翼をください」

 金剛山歌劇団創立55周年記念大阪特別公演(主催=同実行委員会)が11月26日、東大阪市民会館市民ホールで行われた。

 昼・夜の公演を、総連大阪府本部の夫永旭委員長、在日本朝鮮大阪府商工会の呂光市会長、日朝音楽交流協会の小笠原美都子会長ほか、東大阪日朝友好の会、キムジョンイル著作研究会、朝鮮学校を支える会、東大阪市民の会のメンバー、駐大阪中国副総領事、同胞、学生、日本の市民など2200人が観覧した。

 満席の会場は熱気にあふれ、拍手喝采の中で公演の幕が上がった。

 野村和子さん(55、八尾市)は、「素晴らしいの一言に尽きる。感動して涙が流れた。これまで知らなかった朝鮮の素晴らしさを知り、仲良くありたいと思った」と話し、野村秀夫さん(50、同)は、「ものすごいエネルギーとパワーを感じた。一日も早く朝鮮が統一され平和になることを願っている」と述べた。

 細田武良さん(78、宝塚市)は、「人間にとって何が一番大切かを思い出させられた。子どもたちと一緒に観ることができたのも良かった。これからも頑張ってほしい」と語り、森田広実さん(52、八尾市)は、「初めての経験だった。今まで日本の芸術だけが素晴らしいと思っていたが、他国の文化芸術の素晴らしさに感服した。これからも楽しみにしていきたい」と感想を述べた。

[朝鮮新報 2010.12.3]