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〈子ども美術館−B〉 優秀賞 「ぞう」 水彩

西神戸朝鮮初級学校・初級部1年 李亜衣

 「ぞう」という動物は、子どもにどのように映るのだろうか。

 長い鼻、独特な臭い、壁のように大きな体、自分とはまったく違う皮膚の色。

 本の中とは違う生の象の異質な姿は、新鮮な発見と驚きを与える。

 おそらく、子どもは視覚だけではなく、五感で感じたすべてを絵に描くのだ。

 絵の中の象は長い鼻は目立たないが、象の持つ重さや大きさが力強く描かれた。

 7歳の子どもの造形力が、生き物の生命力を堂々と伝える。(中央審査委員・朴美奥)

[朝鮮新報 2010.11.17]