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高級料理を多くの人に

玉流館専門食堂支配人 キム・チュニョンさん

 10月中旬、平壌冷麺の総本山である玉流館に専門食堂が新設された。その支配人に35歳の若さで抜擢された。「世界の料理を用意できる」と胸を張る。

 この食堂では、冷麺はもちろん神仙炉などの朝鮮特有の料理から、スッポン、鯉、チョウザメ、うずら料理などが味わえる。

 バリエーションを豊かにするため、メニューも定期的に変えるという。「同じ食材でも季節に合わせて、食材の特性を生かして調理したい」。

 また、世界各国の料理を朝鮮の人たちの口に合うように調理するための研究にも余念がない。専門食堂で働く料理人は約100人。彼らは日々アイディアを出し合いながら、新メニュー考案に励んでいる。

 「おいしくてヘルシーな食材を使った料理を多くの市民に提供していきたい」とキムさんは話す。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.11.15]