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特別展「東大寺大仏−天平の至宝」

読者に10組20枚をプレゼント

 東大寺は奈良にある華厳宗大本山の寺院。752年、平和な国家を願った聖武天皇により盧舎那仏(大仏)が造立され、日本最大の寺院となった(写真)。東大寺には日本の仏教文化を代表する数々の名宝が伝わっており、98年、古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録されている。本展では、大仏造立にかかわる作品を通して、天平文化の精華を観ることができる。また、「奈良の大仏」の寺として、現代にいたるまで広く信仰を集め、日本文化に多大な影響を与えてきた東大寺の歴史をたどる。主な展示品などは最大の「誕生釈迦物立像」(国宝)や、「八角燈篭」(国宝、寺外初出品)をはじめ「金堂鎮壇具」(国宝)や大仏開眼供養に使用された「伎楽面」(重要文化財)など、奈良時代の作品を中心に展示する。さらにバーチャルリアリティー映像で盧舎那仏(大仏)をリアルに再現、平成館展示室の壁面いっぱいに映し出す。

 会期=12月12日(日)まで。会場=東京国立博物館(平成館、東京都台東区上野公園13−9)、開館時間=9時30分〜17時。チケット=一般1500円、大学生1200円、高校生900円。前売は各1300円、1000円、700円(入館は閉館の30分前、土・日・祝日は18時まで。毎週金曜日は20時まで開館。休館日=月曜日。主催は東京国立博物館など)。

 本紙読者に招待券10組20枚をプレゼントします。締め切りは11月2日(当日消印有効)。はがきに住所、氏名、年齢、職業、電話番号と本紙への意見・感想を添えて、朝鮮新報文化部「東大寺大仏」係りへ。あて先は1、8面の題横参照。メールの応募も可。なお、当選は発送をもって代えさせていただきます。

[朝鮮新報 2010.10.22]