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日校生の絆を大切に

神奈川学生会OB 李亮明さん

 日校生たちのサマースクール(サマス)・東日本ブロック(8月9〜11日)でOBとして指導員を務めた。李さん自身は、高校1年から3年間サマスに参加。今回、生徒たちと触れ合いながら、民族についてしっかりと学び、いろいろと模索している姿に刺激を受けたという。

 大学院生である傍ら、朝青神奈川鶴見支部では、今期、日校学生対策部長に任命された。日本社会で生きる中で、朝鮮人として自信を持って生きていけるのは、朝青のおかげだという。「生徒たちが少しでも朝鮮人のプライドを持てるよう支えられる一人になりたい」と、サマス参加の理由を語る。

 「つながりの力は強い。一人で悩みや葛藤を抱え込むと心が折れそうになることもあるが、仲間を信じて、さらに自分たちの力でその輪を広げていってほしい」(裕)

[朝鮮新報 2010.10.12]