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「誰かのために役にたてるのなら」

女性同盟東春支部文化副部長 鄭和美

 普段はピアノ講師として日本と在日の生徒10数人を指導し、在日朝鮮人中央ピアノコンクールで審査委員を務める。その傍ら、今年から女性同盟東春支部常任委員、文化副部長を担っている。「朝から晩まで落ち着いて座る時間はない」ほど慌しい日々を送る。

 昨年6月に行われた愛知女性同盟文化公演では20代、30代の若いオモニたち10数人で器楽団を組んだ。ほとんどが初心者の状態でスタートし、半年間練習を積んだ。公演で大成功を収めた後、参加者の中には「早く東春の学父母になりたい」と引っ越してきた人もいた。

 「同胞社会に尽くしてきた先輩の話を聞くたびに、自分はまだまだ力不足だと実感する。もっと誰かのために役立てるよう日々努めていきたい」と話した。

 「これからも私たちの歌、民族のチャンダンを通じて多くの人と分かち合い、伝統をつないでいければ」と思いを語った。(梨)

[朝鮮新報 2010.8.31]