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文芸同作家たちの合同出版記念会

同胞たちに詩と歌を

花束を受け取る鄭和欽さん

 東京・文京区の朝鮮出版会館で7月29日、「鄭和欽詩集『昼寝を一度してみたい』、金児筆作詞童謡CD『ともだち』、徐商 作品集『思い出と思索』、呉紅心詩集『夢』出版記念会」が開かれた。

 総連中央の「益柱副議長兼民族圏委員会委員長と金尚一副委員長、文芸同中央の金正守委員長、金剛山歌劇団の李龍秀団長、同胞作家・詩人、愛好家など約70人が参加した。

 金正守委員長はあいさつの中で、総連の作家たちは、朝鮮を植民地支配下において言葉と名前までをも奪った日本の地で、母国語を取り戻し、朝鮮の言葉と文化を守るために力を尽くしてきたと述べ、祖国統一のために彼らが書き続けた作品の数々は、在日同胞と後代に譲る貴重な文学財産だと語った。

 集いでは、鄭和欽さん(詩人)、金児筆さん(童謡詩人)、故・徐商 さん(作家)の妻の鄭湖月さん、呉紅心さん(詩人)らに花束が贈られた。

 また、参加者全員の前で、「昼寝を一度してみたい」(鄭和欽詩集)、「胸を張って元気よく」(金児筆童謡CD)、「謬駅で」(徐商 作品集)「ポジャギ」(呉紅心詩集)などの作品が朗読された。

 記念会に続き、祝宴が行われた。(潤)

[朝鮮新報 2010.8.6]