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パステルの世界に魅せられて

各地で絵画展を開催 朴正文さん

 東京・青山、神奈川・横浜、埼玉・熊谷など各地でパステル画、デッサン教室を開く。もともとは油絵の画家だが、8年前に教室を開くのと同時に、パステルの世界へと引き込まれていった。「他に比べ、そんなに時間をかけなくてもいろんなジャンルの絵がかけるのがパステルの魅力。ただ美しいだけでなく、作品一つ一つに情感、メッセージをこめて描きたい」と語る。

 毎年行われている日朝友好展(第48回)が今年も5月24〜30日まで横浜市民ギャラリーで開催され、同氏の生徒も数多く出品した。「2年後には50回目という大きな節目を迎えるこの友好展をますます充実させ、伝統を守っていかなければならない。そのためにも、これからは絵画を通じて同胞社会のために尽くせるよう、腕を磨いていきたい」と意気込みを語った。(梨)

[朝鮮新報 2010.6.14]