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「紆余曲折」追い続け

朝鮮映画文学創作社の作家 リュ・ブヨンさん

 昨年、在日朝鮮人の帰国事業実現50周年に際して制作された映画「東海の歌」の脚本を担当。代表作は映画「民族と運命」のホ・ジョンスク編とホン・ヨンジャ編、力道山をモデルにしたテレビドラマ「民族の男」(15部作)など。

 好評だった作品には共通点がある。主人公が苦難を乗り越えて生きることの真理を追い求める過程を描いた点だ。

 「東海の歌」で描いた主人公、韓徳銖総聯中央前議長もその一人。映画が「資本主義から社会主義への民族大移動」を歴史的背景とともにリアルに描いたことで、韓徳銖前議長の生き方に多くの人民が共感し感動したのだという。

 「一つの作品を完成させるたびに、民族と個人の運命は一つであるということを知らされた」

 今後は若い世代の手本になる作品をつくりたいと意欲を語る。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.4.26]