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道内の家庭に特産品を

輸城食料総合工場 ハン・トンヨンさん

 一気に従業員が170人から450人に増えた。咸鏡北道清津市にある輸城食料工場は、清津市民のための工場だったが、昨年5月、道内の住民らに特産品などの食品を提供する「総合工場」として運営されることになった。現在、拡張工事が行われている。

 この措置は、昨年4月、国内の原料で300余種の食品を最上級の水準で生産している三日浦特産品工場(平壌)を訪れた金正日総書記が各道にもこのような工場を建設するよう指示した直後にとられた。

 「清津市沿岸は水産物が豊富で、内陸部ではさまざまな山菜が取れる。住民らが道内の原料のみで作られた特産品を食べながら、郷土愛を育んでほしい」

 「化学分析技師」の資格を持つ支配人の自信作は、小麦とどんぐりを原料とするクッス(うどん)と昆布揚げだ。薬草を原料とする健康食品も製造する。(イ)

[朝鮮新報 2010.2.22]