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「民族の魂咲かせたい」

コリアン舞踊サークル「Shialy」リーダー 申絹淑さん

 昨年12月27日、母校の四日市朝鮮初中級学校のための初チャリティー公演を成功させたコリアン舞踊クラブ「Shialy(シアリ)」のリーダー。

 休部状態だった三重県下の各舞踊サークルのメンバーたちに声をかけ、「シアリ」を結成したのが一昨年の5月。結成からわずか7カ月で、初公演を成功させることができたのは、メンバー全員が20代という若さと、県下の多くの同胞たちの惜しみない支援があったからだと話す。

 姉の影響で初級部4年から朝鮮舞踊を習い、朝大卒業後、母校で教鞭をとるかたわら、毎週の練習も欠かさない。

 「シアリ」とは朝鮮語で「種」のこと。「朝鮮舞踊を通じて、三重同胞社会の民族の魂を花咲かせていきたい」という思いから付けた。次の目標は、「来年、また公演を開くこと」だとほほ笑む。(松)

[朝鮮新報 2010.2.15]