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第10回神奈川中高定期演奏会 名曲で観客を魅了

 第10回神奈川朝鮮中高級学校定期演奏会が昨年12月28日、横浜市の関内ホールで行われた(写真)。

 演奏会には、同校吹奏楽部と民族管弦楽部の生徒たち、卒業生が中心となって活動している神奈川朝鮮吹奏楽団のメンバー、多くの専門家たちが出演した。

 公演1部では、吹奏楽部による「火種」や「鳳凰」「天地人のテーマ」などが披露された。2部では、民族管弦楽部の「泉のほとりで」「はまなす」などの朝鮮の楽曲が披露されたほか、民族管弦楽部の講師も特別出演し、喝采を浴びた。

 3部では交響曲「血の海」が演奏され、鑑客たちに大きな感動を与えた。

 公演を鑑賞したある同胞は、「異国の地で朝鮮の名曲を立派に演奏し、在日同胞の力を示してくれた。心がとても熱くなった」と感想を述べた。

 ある日本市民も、「素晴らしい公演を見せてくれた生徒たちのためにも、日朝友好親善のために自分ができることを探す努力をもっとしなければいけないと思った」と話した。

 演奏会に出演した生徒たちは、今年で10回目となった演奏会を今後もさらに発展させられるよう、日頃の練習に励んでいく決意を新たにしていた。【神奈川中高】

[朝鮮新報 2010.2.8]