京都朝鮮第３初級学校に通う３年生の長女と幼稚班年長組の次女のいつものお弁当。

　末子に０歳の赤ちゃんがいるので時間をかけず、１５分で２人分を作る。アッパのお弁当があってもかける時間は20分。でき合い（冷凍食品など）はできるだけ使わず、使ってもひと手間加えたいと思っている。ちなみに子どもたちは好き嫌いもなくメニューにはあまり困らない。

　毎日心がけているのは、なるべく５色（赤、黄、緑、茶、黒）を取り入れ、海のものと山のものが入るようにすること。いつも子どもたちが空になったお弁当箱を持って帰ってきて、「おいしかった〜！」と笑顔を見せてくれるのが張り合いになっている。

　今日のお弁当は、ピーマンと人参のツナ炒め、鶏肉のニンニク醤油炊き、はんぺんチーズの磯部焼き、カニカマ入り玉子焼き。ご飯の上を韓国のり、ハム、人参で飾り、きゅうりの漬物を添えた。オンニのお弁当には手作りの牛肉の佃煮（醤油、酒、ニンニク、プッコチュで煮詰めた辛いチョソンパンチャン）。デザートにはメロン。今日の「特別」はこのメロンだけかも…（笑）。（李英淑さん、京都市在住、36）

［朝鮮新報 2010.2.5］