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花で人の心を伝えたい

フラワーデザイナー 黄裕希さん

 朝大短期学部生活科学科で受けた「花装飾」の授業をきっかけに、花への興味に目覚め、專本フラワーデザイナー協会(NFD)のフラワーデザイナー資格取得のため勉強に励んだ。在学中に3級、卒業後の2008年に2級、昨年10月には1級を取得。

 現在は、都内のフラワーショップで働いている。

 花に囲まれて働く中、「入社1年目は、オーナーや先輩が気持ちよく働けるよう、店内を清潔に保ち、段取りを整えるなど下働きに徹した」と言う。進んでオーナーとともに早朝の市場へ買い付けに向かうこともある。

 仕事は想像以上に体力勝負。店内は生花を扱うため夏でも寒いくらいだ。

 「フラワーデザイナーとしてはまだまだ未熟。今はもっと花のことを勉強して、いつかは花を通して人の気持ちを伝えられるデザイナーになりたい」(潤)

[朝鮮新報 2010.2.1]