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「リンゴの豊作を起こす」

朝鮮果樹総会社社長 キム・チョルホさん

 「たとえリンゴの木が一株しかなくても、それを植える者が愛国者」が座右の銘。

 ここ数年、朝鮮の果樹部門の発展のため、政府視察団の一員として欧州やアジアの各国を回った。その過程でよく耳にしたのは朝鮮のリンゴに対する高い評価だった。

 「90年代後半、国家経済が困窮したさなかで、金正日総書記は朝鮮人民が世界で最も美味しい朝鮮リンゴを思う存分食べられるようにするための構想を練った」

 果樹農業の発展に関して総書記の指導を何度も受けた。昨年、大同江果樹総合農場が完成した。今年からはこの農場をモデルにして、収穫量が多いとされる樹高の低いリンゴの木の集約栽培を全国の農場に導入することになった。

 「祖国の地を果物があふれる桃源郷にしたい」と決意を語る。【平壌支局】

[朝鮮新報 2010.2.1]