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「感謝の気持ち伝えたい」

20歳を迎える神奈川同胞青年たちを祝う集い 青年側実行委員長 盧誠植さん

 今年20歳を迎える神奈川同胞青年たちを祝う集いの青年側実行委員長を務めた。神奈川では伝統的に2部の祝賀宴を主人公である新成人たちが取り仕切る。

 「先代や組織、父母の愛情があって自分たちがいるということを実感している。祝福を受けるよりも、感謝の気持ちを伝えることが、朝鮮の青年として大切なことだと思う」と話す。

 「普段はなかなか言えない感謝の言葉を、この場に込めたい」と、仲間を集め昨年秋頃から準備を進めた。自身の参加費は日々の生活をやりくりして捻出した。「甘えるだけが孝行ではない」。

 都内の大学でスポーツ医学を専攻。両親からの「民族の誇りを持った芯の太い人になってほしい」というエールを胸に刻み、母校と朝鮮学校の名を世に知らしめる人材になることで恩返しがしたいと抱負を語る。(丘)

[朝鮮新報 2010.1.25]