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同胞熱くさせる奏者

東大阪中級吹奏楽部チャリティー公演実行委員長 李光さん

 中大阪初中時代、吹奏楽と出会った。

 「クラリネット奏者として一花咲かそう。プロを目指そう」と決心し、大阪朝高卒業後は、大阪芸大に進学した。

 大学では留学同活動にも奔走。大学4年時には、海外留学に挑もうと夢見るが財政的な問題から断念せざるをえなかった。

 卒業後は留学同の専従活動家に。現在は総連東大阪東支部の非専従副委員長、花園分会長として活躍する。

 先日行われた東大阪中級の吹奏楽部生徒の学父母によるチャリティー公演では実行委員長を務め、成功に尽力した。留学同時代の人脈も動員などの面で役立った。

 「音楽をやってきた人たちは人前に出たがる」。笑顔を絶やさない47歳の求心力が、公演出演者はもちろん鑑賞した同胞たちをもを熱くさせた。(東)

[朝鮮新報 2010.1.18]