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第26回コスモス展 絵画、彫刻、工芸48点を展示

 昨年11月30日〜12月4日、神奈川県横浜市内のかながわ県民センターで、コスモス会による「第26回コスモス展」が催され、出品者9人による絵画、彫刻、工芸など48点が展示された(写真)。

 コスモス会は、発足当時、文芸同神奈川美術部所属の女性たちを中心に、昨年までの25年間、横浜の「本町画廊」で続けてきた。今回からは会場を横浜駅のそばに移し、5日間で延べ500人の観客が訪れる盛況ぶりだった。

 コスモス会は、あえて「朝鮮女性」をかかげて活動してきたが、作品のテーマや国籍にはこだわらず、当時はタブー視されていたヌードや抽象画も制限せず展示してきた。

 会場が変わったことで、観客層も今までとは多少変化した。訪れた同胞たちからは26年も継続する情熱を、日本人からは作品レベルの高さなどを評価された。また今回、総連神奈川県本部と女性同盟同本部から会場設営や会期中に受付作業などの支援を受けた。

 出品者一同、これらを含むすべての人たちの応援や励ましに力づけられ、次回に向けさらに精進しようとの決意を新たにした。【文芸同神奈川美術部】

[朝鮮新報 2010.1.12]