同胞の姿に使命感 |
女性同盟札幌支部舞踊部 尹美成さん 朝鮮舞踊とともに歩んできた。愛知朝鮮第2初級学校6年の時、「ソルマジ(迎春)公演」に出演。中高級部時代には平壌での通信教育を受け、朝大卒業後は教員のかたわら文芸同東海の舞踊部副部長として活動した。02年7月、北海道に嫁いだ。 結婚を機に朝鮮舞踊を辞めるつもりだったが、約1年後、周囲からの勧めで女性同盟札幌支部の舞踊部に参加するようになった。舞踊を通じ、つながりを求める同胞の姿に使命感を燃やした。「札幌ウリ同胞フェスティバル『チャンチ』」(昨年12月)の文化公演では、演出にも携わった。 今後、サークル名を募集したいと明るく笑う姿が魅力的な35歳。「朝鮮舞踊をやりたい女性は、たくさんいる。私にできることが地域同胞の一助になれば」と愛娘をあやしながら真剣に話す表情もまた、明るかった。(東) [朝鮮新報 2010.1.12] |