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ウリハッキョに貢献したい

歯科医師 申映均さん

 東京・足立区にある「しん歯科クリニック」の院長(44)を務める傍ら、医協東日本の常任理事、昭和大学顎口腔疾患制御外科学教室に在籍する。

 毎年4月には、母校の東京第4初中と東京第5初中で歯科検診を行っている。昨年11月には、母校で「歯科講習」を開いた。ウリハッキョでの初の試みを母校で、地域同胞の力で実施できたことを喜んだ。

 薬剤師であった父の影響で医師を志した。そして、医協や学校、地域同胞たちのなかで活動していた父の背中を見て育ったこともあり、「歯科医師になって、組織や学校に貢献しよう」と、邁進してきた。

 2002年に開業。現在、一日におよそ35人の患者を診ながら、医協や大学に足を運んだりと、多忙な日々を送るが、「決して苦ではない。良い働きは続けていかなければ!」と、意気軒昂に語る。(裕)

[朝鮮新報 2010.1.12]