南の延坪島「砲撃訓練」 中国の新聞 朝鮮の自制を評価 |
中国・共産党の機関紙、人民日報の姉妹紙と言われる環球時報は22日、「朝鮮が見せた冷静を高く評価しよう」と題する社説を掲載し、南朝鮮軍が20日に朝鮮西海の延坪島一帯で軍事訓練を行った際、「南の挑発に反撃を加えなかったことで、世界に朝鮮の自制を見せた」と指摘した。 そして、朝鮮の選択で東北アジアの人々が引き続き平和の中で暮らせるようになったとしながら、朝鮮に拍手を送ると指摘した。 一方、同紙は南を厳しく非難している。 社説は、「南朝鮮は朝鮮をいつも挑発者だと規定してきたが、延坪島での訓練を契機に、これ以上朝鮮は挑発者ではなくなった」「南朝鮮は自らが挑発者になったのではないかを省みる必要がある」と指摘した。 さらに、南当局が訓練の強行を「勝利」だと騒いでいることに対し、「ケンカする3歳児のような態度」だと一蹴した。 [朝鮮新報 2010.12.24] |