朝鮮外務省スポークスマンは、外務省代表団が中国を訪問したことと関連して１６日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

　中国外務省の招きにより、金桂官第１外務次官を団長とする代表団が１２〜１６日に訪中し、朝中関係と６者会談の再開、朝鮮半島と地域情勢などの問題を真摯かつ虚心坦懐に討議した。

　われわれは６者会談の再開の準備ができているが、米国をはじめ一部の参加国が準備できていない状況で、急がずに忍耐強く引き続き努力していくことにした。

　全朝鮮半島の非核化を実現するための６者会談の９．１９共同声明を履行しようとするわれわれの意志には変わりがない。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2010.10.20］