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朝鮮労働党代表団と会見 胡主席 「関係発展を重視」

 朝鮮中央通信によると中国共産党総書記の胡錦濤国家主席が2日、北京の人民大会堂で、中国を訪問している朝鮮労働党政治局委員の崔泰福書記を団長とする朝鮮労働党代表団と会見した。

 胡錦濤主席は、朝鮮労働党創建65周年を控えて成功裏に行われた党代表者会で金正日総書記を朝鮮労働党総書記に再び高く推戴したことに言及、中国共産党中央委員会を代表して金正日総書記と朝鮮労働党中央委員会、そしてすべての朝鮮人民にあらためて心からの熱烈な祝賀を送ると強調した。

 胡錦濤主席は、金正日総書記を首班とする朝鮮労働党の指導の下に朝鮮人民が社会主義強盛大国の建設でさらなる成果を収めるものと確信すると述べた。

 また、毛沢東主席と金日成主席が築いた伝統的な中朝友好が絶えず強化され、発展するものと信じると強調した。

 そして、金正日総書記は今年、2度にわたって中国を訪問したと述べ、次のように続けた。

 わたしは、金正日総書記と両国関係、重大な国際および地域問題について率直かつ深く意見を交換し、広範な問題で合意を遂げた。

 朝鮮との関係発展を高度に重視し、両国の伝統的な友好・協力関係をさらに発展させていくのは、中国共産党の確固不動の方針である。

 われわれは、金正日総書記を首班とする新たに選出された朝鮮労働党中央指導機関とともに、「伝統継承、未来志向、善隣友好、協力強化」の精神にのっとって中朝友好・協力関係を発展させ、地域の平和と安全を守るため積極的に努力するであろう。

 会見には、中国共産党対外連絡部の王家瑞部長と胡錦濤主席弁公室の陳世炬主任、中国共産党対外連絡部の劉結一副部長、崔炳官中国駐在朝鮮大使が同席した。

 朝鮮労働党代表団は9月30日から10月2日まで北京を訪問した。

 北京滞在期間、代表団は中国共産党政治局員で書記局書記の劉雲山宣伝部長、中国共産党対外連絡部の王家瑞部長と会見した。

[朝鮮新報 2010.10.6]