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外務次官 非同盟外相会議で 朝鮮半島の平和が緊要

 9月27日、第65回国連総会の会期中に行われた非同盟諸国会議の年次外相会議で朝鮮代表団団長の朴吉淵外務次官が演説した。

 朴外務次官は、非同盟運動は自主権守護のための参加国の努力に対する支持と連帯をさらに強化しなければならないと指摘し、国連の舞台で非同盟運動の集団的な行動能力をいっそう高めなければならないと述べた。

 そして、こんにち、朝鮮半島の事態の発展は非同盟運動参加国と世界の大きな懸念を招いていると指摘し、次のように述べた。

 現実は、われわれの強力な戦争抑止力保有の正当性と朝鮮半島の平和保障体制の樹立が緊要であることをあらためて想起させている。

 われわれは、朝鮮戦争勃発60年に当たる今年に停戦協定を平和協定に替えるための会談を行うことを停戦協定の各当事国に提案した。

 われわれが平和協定締結を提案したのは、地域の平和と安定を常に脅かす根源をなくし、朝鮮半島で強固な平和保障体制を樹立しようというところにその目的がある。

 朴吉淵外務次官は、非同盟運動参加国が朝鮮半島につくり出された重大な事態の本質を正しく理解し、国の自主権と非同盟運動の根本理念を守るための朝鮮人民の闘いに今後も引き続き固い支持と連帯を送るものとの期待を表明した。

[朝鮮新報 2010.10.1]