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朝鮮キューバ国交50周年で祝電

 国防委員会委員長の金正日朝鮮労働党総書記と最高人民会議常任委員会の金永南委員長は連名で8月26日、キューバ共産党第2書記で国家評議会議長のラウル・カストロ・ルス閣僚評議会議長に次のような祝電を送った。

 われわれは、朝鮮民主主義人民共和国とキューバ共和国との間の外交関係設定50周年に際し、あなたとあなたを通じてキューバ共産党とキューバの政府と人民に熱烈な祝賀と兄弟のあいさつを送る。

 外交関係設定からこの50年間、両国は反帝自主、社会主義の旗印を掲げて米国とその追従勢力のあらゆる破壊・謀略策動を果敢に粉砕し、友好と協力のきずなを絶え間なく強化し、発展させてきた。

 わが人民はこの機会に、国の自主権と革命的原則に基づいた兄弟のキューバ人民との友好・連帯をいっそう強化するため積極的に努力するであろう。

 われわれはこの機会に、国の自主権と社会主義の獲得物を守るためのキューバの党と政府と人民の正義の偉業に対するわが党と政府と人民の全的な支持を再び確言するとともに、あなたの責任ある活動でのさらなる成果を心から願う。

 一方、国防委員会委員長の金正日総書記と最高人民会議常任委員会の金永南委員長に8月29日、ラウル・カストロ・ルス国家評議会議長から次のような祝電が寄せられた。

 親愛なる同志たち。

 わたしは、キューバ共和国と朝鮮民主主義人民共和国との間の外交関係設定50周年に際してあなたたちに兄弟のあいさつを送る。

 わたしは、われわれの両党と人民、国家の友愛と協力、連帯の関係が絶え間なく強化するものと確信するとともに、国の平和的で完全な統一を実現するための朝鮮人民の正当な偉業をこれからも引き続き支持することをあらためて確言する。

 最も崇高な敬意を表する。

朝鮮外務省は宴会

 朝鮮とキューバとの外交関係設定50周年に際して朝鮮外務省は8月26日、宴会を催した。

 ホセ・マヌエル・ガレーゴ・モンタノ駐朝キューバ大使と大使館員が招かれた。また、朴宜春外相、外務省の活動家が参加した。

 朴宜春外相は演説で、外交関係樹立後この50年間、朝鮮とキューバは帝国主義者の悪らつな侵略と干渉、封鎖策動を退け、社会主義の旗印を固守するための共同闘争の道で友好・協力関係を絶えず強化し、発展させてきたと述べた。

 また、フィデル・カストロ・ルス前国家評議会議長が朝鮮半島情勢に深い関心を払い、変わりない原則性と信義で朝鮮革命偉業に確固とした支持を寄せていることに言及した。

 ガレーゴ大使は演説で、両国が国の独立と自主権、社会主義を守るための共同の闘争で互いに協力してきたことに言及。キューバの党と政府と人民は、兄弟の朝鮮の党と人民に変わりない支持と連帯を送ると指摘し、両国の友好・協力関係で新たな成果があることを期待すると述べた。

[朝鮮新報 2010.9.1]