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朴外相 ARFで演説 6者で平和協定、非核化に努力

 ベトナムで行われた第17回東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に参加した朝鮮代表団団長の朴宜春外相が23日に演説した。

 朴外相は演説で、ASEANは2015年までの共同体建設ロードマップと憲章履行において意義ある第一歩を踏み出したと述べ、今後もASEANがさらに影響力ある平和勢力、発展勢力として、アジアと世界の平和と発展により大きな寄与をするものとの希望を表明した。また、平等な6者会談の再開と朝鮮半島の平和協定締結、非核化のための努力がASEANの理想とARFの趣旨にも合致するアジアの平和と安全に寄与すると指摘した。

 朴外相は22日、ハノイで中国の楊潔ハ外相と会見。楊潔ハ外相は席上、金正日総書記が中国を訪問し、胡錦濤国家主席と歴史的な対面を行ったのは両国の関係発展で重要な位置を占めると述べた。そして、中国は朝鮮との善隣・友好関係を発展させるため引き続き努力すると強調した。

 朴外相は、23日にベトナムのグエン・タン・ズン首相と会見、24日には同国のファム・ザー・キエム副首相兼外相と会談した。

[朝鮮新報 2010.7.28]