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「天安」号沈没事件 ロシア専門家「調査結果」に疑念表明

 5月31日、ロシアのテレビ局NTVの報道によると、ロシア科学アカデミー極東研究所朝鮮研究センターのコンスタンチン・アスモロフ上級研究員は「モスコフスキー・コムソモーレツ」紙記者とのインタビューで、艦船沈没事件と関連した南朝鮮当局の主張に強い疑念を表明し、次のように述べた。

 南朝鮮側が出した「結論」は、南朝鮮とほかの国々に極めて強い不信を抱かせている。

 ロシアと中国は、この「結論」を全面的に信じていない。

 「証拠物」と事実が南朝鮮側の描き出した状況と合わないため、疑問が数多く発生している。

 実例として、どうして兵士だけが死んで将校は1人も死ななかったのか。なぜ被害者の中に鼓膜が破れたり骨折した人がいないのか。こうした現象は、艦船が魚雷攻撃を受けるときに普通に起こる現象である。

 どうして「魚雷推進体」に残っているという「北朝鮮の表記法」が、現代的なマジックペンで、北ではなく南で多く使われる手法通りに書かれたのか。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2010.6.9]