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〈論調〉 外勢との「共助」は時代錯誤の対決策動

 南朝鮮支配層の外部勢力との「共助」は本質上、外部勢力依存であり、それが追求する目的は北南対決と北侵戦争である。

 外部勢力との「共助」で得るものは民族の永久分断と対決、戦争と災難だけであることを歴史が物語っている。「わが民族同士」の理念が北南関係の基礎となっている6.15統一時代になってまで南朝鮮当局が外部勢力との「共助」に血道を上げていることこそ、時代錯誤の妄動である。

 南朝鮮の保守執権勢力はわが民族の問題の解決に外部勢力を引き入れる案内人、米国の植民地隷属化政策実現の政治的地盤になっている。

 彼らが「先核放棄」を北南関係の前提条件に掲げて侵略者の「核の傘」の提供を哀願したのは、民族の内部問題である祖国統一を外部勢力の力を借りて解決するということであって、自主統一に対する正面切っての挑戦である。

 保守勢力の外部勢力との「共助」策動によって北南関係は最大に悪化し、朝鮮半島で核戦争勃発の危険は日々高まっている。(労働新聞16日付論説)

[朝鮮新報 2010.5.21]