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北京で歌劇「紅楼夢」公演 中国幹部らが鑑賞

 朝鮮のピバダ歌劇団による歌劇「紅楼夢」が北京で上演されている。

 朝鮮中央通信によると、招待公演が7日、北京テレビ局大劇院で行われた。

 中国共産党の李長春政治局常務委員、劉雲山宣伝部長、劉延東国務委員ら関係者が公演に招かれた。中国駐在朝鮮大使と大使館員が公演を鑑賞した。観客は、出演者の芸術表現と美しいメロディー、華やかな光景を広げた舞踊、華麗な舞台背景に陶酔した。

 朝鮮の芸能人が中国の古典小説「紅楼夢」の膨大な内容を集大成して歌劇として特色を際立たせて上演したことに観客は感嘆を禁じえず、惜しみない賛辞を贈った。

 韓鉄文化次官を団長とするピバダ歌劇団は2日、中国に向け平壌を発った。公演は6月中旬まで約1カ月にわたり、北京と湖北省の武漢市、広東省の深市など7都市で行われる。

 歌劇「紅楼夢」の中国公演は中国文化部の招請によるものだ。朝鮮の歌劇が中国で上演されるのは、2008年の「花売る乙女」巡演以来となる。

 歌劇「紅楼夢」は、1960代初めに金日成主席の発起と指導によって創作、完成された作品。最近ピバダ歌劇団がリメイクし、去年朝鮮国内で成功裏に上演された。公演時間は2時間30分。

[朝鮮新報 2010.5.19]